藤川帳

Studio F#の音楽とか吉里吉里とか担当の藤川ヒロヒコのブログ。
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パケットクイーン#配信開始に寄せて

特に気の利いたタイトルを思い付かなかったのでこんな感じで。

まあそういう訳で、今日からNintendo eShopにて『パケットクイーン#』が配信開始となった次第であります。

詳しくは書けませんが、ここ二ヶ月ほどは配信に向けてのあれやこれやでてんやわんやという状態で、感慨がどうこうとかいう余裕が無く。そもそも現在もなんやかんやしている最中だったりするんですが、それでも試しに手元のSwitchでeShopを開いてみて、無事に配信が始まっていたのを確認したら、流石にほっとしました。とりあえず現在の率直な想いとしては、ゲームタイトルとかサークル名とかに「#」のようなクリティカルな記号を使うのは二度と御免だという辺りですかね。サークル名については最早どうしようもないけど。eShopでメーカー名が「スタジオエフシャープ」という表記になっている事情は察してください。ちなみに海外だと「Studio F-Sharp」になってたりします。

Steam版を出すときに書いたかどうか忘れましたが、というか今読み返してみて書いてなかったので書きますが、今作は数年前にPlayStation®Mobileというプラットフォームで出したゲームのリメイクです。リメイクですが、ルールからストーリーから結構ガラリと変わってますので、当時お買い上げいただいた方にもご満足いただけるものになっているでのはないかと。ちなみに、Nintendo Switch版ではさらに「プラチナパケット」なるルールが追加されました。詳細はプレイしてみてのお楽しみですが、というかプロモクリップ見たらわかりますが、とにかくこちらは近日中にSteam版にもアップデートで実装予定ですので、Steam版をご購入された方はどうぞご安心を。

それにしてもNintendo Switchは遊びやすく作りやすい、良いハードです。RPGやるなら現状これが最強な気がしますね。個人的に。そういえばこのリメイクを始めたきっかけというのが、「Vitaで遊べなくなったパケットクイーンを再び家庭用ゲーム機に」という微妙に不純な動機だったのを思い出しました。なぜそんなことを思ったのかというと、PS4で動かしているMGSVをVitaで寝床に持ち込めるらしいがそのためにはVitaを初期化してからリンクせねばならず、しかしそうするとパケットクイーンが消えてしまう、という事情があったんですね。前述のPS Mobileは今やプラットフォーム自体が終了し、一度消したらダウンロードできなくなってしまったもので。まあ、それを試してみる前にMGSVは遊び終えてしまったんですが。MGSVはRPGじゃないだろというツッコミもあるかもしれませんが、ともあれそういう遊び方を1台で実現できるSwitchは、本当にRPG向きだと思うのです。近々、満を持してゼルダかスカイリム辺りを寝床に持ち込もうかと思います。いやRPG作れよ。

『天使の証』マスターアップ

例によって書くのが遅くなりましたが、ついにというかようやくというか、Studio F#の新作恋愛ADV『天使の証』がマスターアップいたしました。今作もゲーム本編と音楽を一枚のCDに収めたGameExtraとなっております。いろいろあって収録曲が若干増えたりなどしましたが、私は元気です。流石に完全新作だとOP・EDも含めて8曲以内というのはきつかった。もっとも、増えたといってもトラックリストにある曲のアレンジ違いですので、それら4曲はボーナストラックという形になってます。オルゴールアレンジとかってどうしても劇中で必要になったりするんですよねぇ。

完成した時期が時期だし個人的には冬コミ初頒布でも良いかなとも思ってたんですが、長らくお待たせしてしまったこともあり、サークルメンバー全員(二人)で協議した結果、11月25日まで期間限定で初回通販の先行受付をする運びとなりました。現在絶賛受付中です。これは予約ではなくて、11月25日以降に順次発送する予定となってます。なぜその日以降なのかというと、プレスしたCDができあがってくるのがその辺だからです。初回通販の締め切り後は、イベント、委託、サークル通販すべてひっくるめて冬コミまで頒布がありませんので、よろしければご利用ください。

今作には初回特典的なものはありませんが、通常版と数量限定の特装版の二種類をご用意しました。特装版にはA4フルカラー24Pというアート系雑誌のように大判な特別冊子が付属します。内容は主に前日譚と幕間のネタバレなし漫画です。藤川もライナーノーツというかコラムというか、そういった類いの文章を書きましたので、ひとつよろしくお願いしますです。

ちなみに『天使の証』の体験版はこちらからダウンロードできます。

さて、そういう訳でそろそろ冬本番という感じですが、夏コミで初めての抽選漏れを経験したStudio F#は、冬コミではなんと同人ソフトジャンルでスペースをいただくことができました。三日目、東T-16b「Studio F#」でお待ちしております。三日目は何かと大変だと聞き及んでますので、我々としても気合いを入れて臨みたいと思います。冬コミ関連の詳しい情報はサークルサイトほづみさんのブログで順次出てくるかと思われますので、引き続きよろしくお願いします。

ビットシフト

という訳で始まりましたビットシフト。もう第二回まで上がってますけれども。ちょっと変わった感じの掲載形式ですが、手前味噌ながらなかなか面白い形に出来上がってますので、是非一度ご訪問いただければ幸いでございます。

ビットシフト 〜マクスウェルアベニューの魔術師〜

ストーリーの方は藤川はあまり関わってないので遠慮無く言わせてもらいますが、なかなか面白いです。テキストだけの方がお好みの場合は、小説家になろうさんでも併行連載してますので、そちらをどうぞ。

演出方法もですが、今回はトップページに動画を貼るというのも試してみました。これを試すためにわざわざ動画まで作っちゃったよ。本当は動画どころか曲からなんだけど。でもまあ、久々にリズムに絡みつく感じのムービーを作って面白かったです。ΩーNETモノはこういう動画を作りやすいから良い。ニコニコ動画にもアップしてある他、YouTubeにも上げてありますので、よろしければそちらもお楽しみくださいです。

毎週金曜日更新ということで、しばらくなかなか大変ですが、小説そのものはほぼ書き上がってるみたいなので、よっぽどのことが無い限り更新が止まったりすることはないと思います。あとこれに合わせて定期ニコ生が再開されそうな雰囲気ですので、お時間がありましたらまた遊びにいらしてください。

いろいろ雑多になってきましたが、最後に『天使の証』のことだけ。件のニコ生でもちょっと触れましたけど、あとは音楽のみという状態です。ちょっと私の方で他のことが色々立て込んでるんですが、引き続き頑張っていきますので、あともうしばらくお待ちいただければ。どうぞよろしくお願いいたします。

『天使の証』作品サイトを公開しました

公開から一晩経ってから告知するのも何ですが一応。今回もHTMLとJavaScript全開でお届けしております。右のバナーか、こちらのリンクからご覧ください。

軽量版も近日中に作ってアップする予定ですが、音楽トラックを作った端から試聴に回していく予定ですので、よろしければお楽しみください。IEなら9以上、その他のメジャーなブラウザならここ二年以内にインストールしたものなら大抵問題なくご覧いただけます。ファイルサイズ的にも『リ・エンゲイジ』よりは回線に優しくなってます。多分その筈。

FEBLOGでも触れられてた通り、『天使の証』はほぼ出来上がってます。演出も終わり、システムの方も調整を残すばかりで、全体としてはほぼ音楽待ちという状態。頑張らないとなぁ。今作は新規BGMとして入れられる楽曲数に限りがあるので、作るのにいつもより気を遣うのです。言い訳終わり。

OPとEDという大きな辺りがまだ残ってはいますが、丘の向こうにゴール板が見えてきましたので、引き続き制作に励みたいと思います。ゴール板って何? という方は土曜日か日曜日の競馬中継を参照のこと。ちなみに丘の向こうにゴール板を望むということで、京都競馬場を意識した表現だったり、蛇足ついでに書いてしまうと同競馬場で行われる天皇賞(春)や菊花賞といった長距離レースを想定してたりする訳ですが、何て言うかかなりどうでもいいな。

『シュガードロップ・ブレイクアウト』修正パッチ v1.0.2

1.0.1以降にご報告いただいた不具合を修正するパッチ、バージョン1.0.2をリリースしました。シュガードロップのサポートサイトよりダウンロードしてください。こちらのパッチには1.0.1の修正内容も含みますので、ディスクからインストールしたての方もこちらのパッチのみで大丈夫です。

今回の修正内容は次の通りです:

  • M-78のミニADVの後、一時的にシーンスキップができなくなる問題を修正
  • いくつか誤字脱字を訂正

何だかポロポロポロポロと誤字があって本当にすみません。あれだけ読み直してるのに何故ここまで残ってるのかが不思議でなりません。シナリオファイル(素のテキスト)の状態のときから何度も読み返しつつ、誤字や脱字も都度直しつつ作ってるのに、それでもまだあるんだもんなぁ。仕事で校正をしてる人は本当にすごいといつも思います。

というような訳で、何かの際にインストールしていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

『シュガードロップ・ブレイクアウト』前編フリー公開版アップデート

という訳で、前編フリー公開版の方もアップデートしました。修正内容は、昨日書いた製品版のパッチと同じです。シュガードロップの作品サ(中略)ちらからどうぞ。なお、先日のパッチ同様、新規に前編フリー公開版をダウンロードされる場合は、同時にパッチを落として適用していただく必要はありません。

本作は既に特典の付かない製品版のサークル通販も始まってますが、それほど強烈ではないものの苦手な方には苦手な要素が入ってますので、Studio F#としてはご購入の前に一度前編フリー公開版をプレイしていただくことをお勧めしています。何度もしつこいようですが、不安だという方はどうぞご検討ください。

あ、もちろん、「別に購入予定なんかないけど、まあ試しに見てみるか」という方にもダウンロードしてプレイしてみていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

『シュガードロップ・ブレイクアウト』修正パッチv1.0.1

コミケの熱気もさめやらぬ今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。藤川でございます。標記の件、早速ではございますが、『シュガードロップ・ブレイクアウト』の修正パッチをリリースさせていただく運びとなりました。バージョンは1.0.1、サイズは大体2,276,158バイトくらいとなっております。MBに直すと約2.2MBです。サポートサイトの方がまだ組めてないのでサークルサイトのトップページから直接リンクを張っておりますが、例によってこちらからもダウンロードしていただけます

このパッチは、本作品の機能的な新趣向である「シーン撮影」の不具合を修正するものです。具体的には、

  1. エンディング突入後やシーン回想からシーンを読んでいる時に「このシーンを撮影」とするとエラーで落ちる
  2. 「Self Album」から撮影したシーンを見ようとするとブラックアウトして戻ってこない

という2点の問題を解消するものとなっております。藤川は小さな頃から「お前はうっかりミスが多いから注意すること」と度々言い聞かされて育ちましたが、未だに矯正されていないようです。本当に申し訳ありませんです。ともあれ、進行にクリティカルな影響はない不具合ではありますが、起動前にちょいとパッチをあててからプレイしていただければ幸いです。

パッチをあてると、ゲーム画面の「ヘルプ」の「シュガードロップ・ブレイクアウトについて」のバージョン番号が1.0.1となるはずです(1.0のままだと適用されていません)。本編インストール時にインストールパス(インストールする場所)を変更していなければ、次へボタンを押していけばパッチの適用が完了すると思います。

なお、前編フリー公開版にも同じ不具合があるような気がしますので、こちらもぼちぼち(明日くらいには)直してアップしたいと思いますので、しばらくお待ちください。

あ、それと、サポートサイトはなるべく早くにオープンする予定です。オープンでき次第、パッチのダウンロード先もそちらに変更となります。また、今後、何か修正パッチをリリースするときは、都度こちらのブログでも告知していく予定です。もうないといいなぁ。

前編フリー公開版用修正パッチをアップしました

おかげさまで製品版も無事にマスターアップしまして、ホッとひといきついている藤川でございます。8月に入ってもうすぐ一週間ですが、どうやら夏が本気を出してきたようで、セミは合唱するわ室温は30℃を超えるわで大変な騒ぎなんですが、それでも朝夕にはヒグラシが啼く分だけ風流かなという感じです。ちなみに、うちの冷房機器の主力はこないだも書いた通り扇風機とサーキュレータですが、実はここにもうひとつ風鈴を書き加えるのを忘れてました。音ですぐに涼しくなる訳ではありませんが、その音色につかの間でも暑さを忘れることはできます。『みなみけ』のカナちゃんみたいですが。

閑話休題。

さて、タイトルのままですが、先日ここでも表明した通り、前編フリー公開版のパッチをアップしました。シュガードロップのサイトからダウンロードしていただけますが、探すのがメンドウという方はこちらからどうぞ。なお、フリー公開版そのものもパッチ適用後のものに差し替えてありますので、これから試しに前編フリー公開版でも落としてプレイしてみようかいという方は、同時にパッチをダウンロードしていただく必要はありません。

このパッチの修正内容は、先日挙げたものの他に、いくつかの誤字脱字の訂正が含まれます。その他の事項については「お読みください.txt」をご一読ください。

それと、あらかじめ書いておきますが、製品版には絶対に適用しないでください。大変なことになります。製品版のサポートについては、シュガードロップの紹介サイト内ではなく、別途サポートページを用意するつもりです。もっとも、サポートページが必要になるかどうかも現時点ではちょっとわからないんですけれども。必要ないといいなぁ。

進行状況とかいろいろ

特典付き初回版の通販予約がおかげさまで秒殺だったり、チャームの付かない初回版の通販予約もご好評いただいてたり、それらのおまけであるところのミニサントラ『Echo』のマスターを発送したり、いろいろとありましたが、その辺のことはほづみさんがFEBLOGで書いてくれてるので、こちらでは割愛しようかと思います。だって言いたいことがほとんど書いてあるんだもの。

という訳で、藤川帳では別のことを書きます。

前編フリー公開版をプレイしてくださった方から、いくつか動作不具合のご報告をいただいてます。今のところ、藤川が把握しているのは次の二つです:

  1. シーンを撮影すると、以後セーブのサムネイルが撮影した画像のサムネイルになる(リセットすると直る)
  2. ストーリーマップのヘルプをcloseボタンで閉じようとしたときに、何かの拍子にエラーで落ちる

1点目については、ちょっとしたシステム構築上の盲点でした。2点目の方は、多分closeボタンを右クリックしたときにエラーが出てたんじゃないかと思いますが、こちらは潜在的な不具合でした。重ね重ね、ご連絡ありがとうございました。手元のコードでは既に修正しましたので、前編フリー公開版の方にも追々反映していくつもりです。

問題はいつそれが反映されるのかですが、ちょっと現在は佳境中の佳境でして、製品版のマスター入稿が終わるまでこの佳境は続くと思われますので、それ以降になるかと思います。具体的には8月3日以降になると思います。対応としては、前編フリー公開版そのものを新しいものに差し替えるのと、既にダウンロードしてくださった方向けにパッチを配布する形になるかと思います。思ってばかりですが、よろしくお願いしたく思います。

ところで、最近、扇風機に加えてサーキュレータを導入しまして、これがなかなか良い感じです。屋内の風通しが良くなるだけで、体感温度は結構下がります。まあこれも山の中だからなのかもしれませんが。東京は暑いんだろうなぁ。

ああそうだ、この辺は比較的涼しいという話で思い出しましたが、最近ニコニコ動画で「水星さんと奇蹄目」というコミュニティを作りまして、そちらで実験的に生放送などやってます。やってますと言っても、まだ2回しかやってませんが。本当は毎週末にやる予定だったんですが、上記の通りの状況なもので、先週と今週は未放送のままです。これもマスターアップしたら再開したいと思ってます。次回放送からは多分ほづみさんも加わって、ゆるゆるトークをしたり音楽をかけたりというニコ生になると思います。今回は本当に思ってばかりだな。ともあれ、こちらの方もよろしくお願いします。

『シュガードロップ・ブレイクアウト』前編フリー公開版配布開始

開始も何も配布しはじめてから二晩たってるだろって話ですが、とにかく開始しました。既にたくさんの方にダウンロードしていただいてるようで、ありがとうございます。ほづみさんがFEBLOGで書いてましたが、今回はちょっと苦手な方には苦手な要素が入ってますので、本編購入前に是非ともお試しで遊んでみていただければと思います。

ただ、実のところ藤川自身そういう要素が苦手でして、かくいう私が制作に関わってる以上、ちょっとどう言ったら良いかわからないんですが、とにかくあまり強烈ということはないんじゃないかなぁとは思ってます。もちろん、そんなこと言われても無理なものは無理という方もいらっしゃるかとは思いますので、やはりStudio F#としてはフリー版のプレイをお薦めする次第であります。

ところで、早速いくつか不具合の報告をいただきました。ありがとうございます。流石に進行が止まるようなバグはないみたいですが、誤字とか、どうしても盲点になっていた部分があったみたいです。アルバム撮影をしたら以後セーブのサムネイルがすべてそれになるというのは完全に盲点でした。別個に作って別個に確認してたからだろうなと我ながら呆れてますが、ともあれさっさと確認して直してしまいたいと思います。製品版では修正されているだろうことはもちろん、準備が整い次第、フリー版の方も何とかしたいです。

不具合といえば、先日『渡り鳥の門は遠く』の方でも頂戴しました。ありがとうございます。ちょっと今は手一杯でリソースを割けないので、対応はもう少し後になると思います。すみませんが、お待ちいただければ幸いでございます。