藤川帳

Studio F#の音楽とか吉里吉里とか担当の藤川ヒロヒコのブログ。
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双曲線ランデヴー

彗星というと、ハレー彗星のように数十年に一度戻ってくるようなものが有名だ。ハレー彗星のように短い周期で回帰するのを短周期彗星というのだが(人間の寿命からすると76年でも充分長いが)、わざわざ「短周期」と付けるだけあって、実は長周期彗星という一群も存在する。つまり、数千年だの数万年だのという文字通り宇宙規模な周期で回帰する彗星たちだ。

長周期彗星の中には、さらに非周期彗星というグループがある。偶然近くへ飛んできて離れていったら、おそらく二度と戻ってこないだろうと考えられている彗星たちである。戻ってくる彗星が楕円軌道をとるのに対し、彼らの軌道は放物線や双曲線を描く。グラフにすれば一目瞭然、彼らが原点、すなわち太陽やその近所にある地球を訪れるのは、確かに一度きりに見える。実際にはややこしい理屈によって回帰する場合もあるのではないかと言われているそうだが、数万年に一度有りや無しやという気の長い話なので、まあ一期一会である。

人間の生涯に偶然と必然のどちらが多いか、それは誰にもわからない。ただ、誰に出会って誰に出会わないかには、偶然の要素がかなり多い。進学だとか就職だとか、どういう環境へ出向くかによって偶然の範囲をある程度狭めることはできても、そこに誰が来るかを完全にコントロールすることはできない。一度人間関係が出来ると、定期的に会うのは必然に変わったような気になる。が、何かの拍子にそれが途切れたら、大抵は二度と会えなくなる。出会いは双曲線に乗ってやってくるのだ。

ボカロ曲をまとめつつアルバムタイトルをどうしようかと考えながら、頭のどこかでそんなことを思っていた。ぼくがボカロに出会い、いろいろな曲を作っていろいろな人に受け取ってもらえたのも、やっぱり奇跡みたいなものなんだろう。

そんな感じでまとめたトラPボカロ総集編アルバム『双曲線ランデヴー』と、NoModeシングルカップリング曲をまとめたEP『EWTP』をApollo 5で頒布開始しているので、クロスフェードだけでも聞いて懐かしんでいただければ幸いなのであります。

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