藤川帳

Studio F#の音楽とか吉里吉里とか担当の藤川ヒロヒコのブログ。
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Power Mac G5、お家に帰る

修理に一ヶ月ほどかかると思っていたPower Mac G5ですが、メーカー工場で「異常なし」と診断され、早々に戻ってきました。異常なし? そんな訳ないだろう? と思いつつも、電源ケーブルをつなぎ、電源ボタンを押すと、素知らぬ顔で起動する我が愛機。え、なに、ひょっとして機嫌が悪かっただけですか。まったく、困ったものです。まぁ、壊れてないんなら、それに越したことはないんですけども。

ついでだからこの機にOSも10.5にしてメモリも増やそうとか思って、昨日は夕方から天王寺のソフマップに行ってきました。ところが、Mac用のメモリはノート用のがちょろっと置いてあるだけで、G5用どころかデスクトップ用のメモリは影も形もない。メモリどころかMacProすら置いてませんでした。それってMacコーナーとしてどうなの。でも新型機を発売日当日から展示・販売してるのは流石。ただ、そのスペック表を見て、少々切なくもなった訳ですが。標準でメモリがそんなに載ってたら、ひとつの機械をグレードアップしながら使うより、下取りと買い替えを繰り返した方がずっと効率が良さそう。実際メーカーも店もそれを推奨しているんでしょうけど、なんかねぇ、こう、Macってさ。そういうんじゃないじゃん。アップルには、道具として愛着の持てる物を作り続けてほしいです。どうせ今更Macなんて収益の柱にはならないんだし。

で、メモリはどうするんだという話ですが、またあらためて探しにいくか、さっさと通販してしまおうと思います。10.5にしたらCubaseも5を入れられるなぁ。

Power Mac G5、病院へ行く

昨日、首尾よく嘘をつけた形になった藤川ですこんばんは。あの展開は予想してなかったわ。

こっちも嘘だったら良かったんですが、結局我が愛機Power Mac G5は自力では復旧できず(どうもハードウェア的な問題っぽい)、病院送りとなることが決まりました。自分のマシンを修理に出すのって初めてで、「データが消えても構いません」などと一筆書かないといけないというのがなかなか新鮮でした。データは全部バックアップしてあるのでそれは構わないんですけども、何しろしばらくMacBookで作業をしないといけないので、本業はともかく音楽をまったく作れなくなるのがアレです。まあ、空き時間ができたと考えて、シンセで面白い音ができないか遊んでみる時間にするのも良いかもしれません。

それにしてもエイプリルフールの盛り上がりは毎年すごいですね。面白かったりありがたかったり、つくづく日本人はお祭り好きな国民だよなぁと、お祭り気分で思いました。あとは鋳物さんのところで一日遅れで公開されてるものを落とすだけです。早く503が落ち着けばいいなと思います。

ところで、告知するのをすっかり忘れてましたが、iPhone漫画の動画など録ってYouTubeに上げてみました。こんな感じで読めますという感じのものです。よろしければ一度ご覧くださいです。

I'm Waiting For You Since Last April

拝啓、四月馬鹿の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。あらかじめ書いておきますが、今年のStudio F#は特に何もやりません。やらないというか、できません。先日書いた通りほづみさんが腰を壊して療養中であるのに加え、藤川のメインマシンであるPower Mac G5が唐突に機嫌を損ね、起動しなくなり、作業どころではないからです。この記事が嘘でしたー! とかいう訳ではないです。悪しからずご了承いただければ幸いでございます。

ところで、ある日森の中で熊さんに出会った場合、死んだフリをすれば助かるというのはデマだそうです。ご存知でしたか。藤川は昨日知りました。死んだフリだろうが本当に死んでようが、目の前に動物らしきものが転がっていたら、熊さんはとりあえずその肉を齧ってみたりいたぶってみたりするそうです。つまり、死んだフリの場合、本当に死んでしまうようなので、やらない方が無難かと思われます。ウィキペディアによると、死んだフリ説が大手を振ってまかり通ってるのは、イソップ寓話の一遍が原因だそうです。本当々々。命に関わる嘘はつかない主義なので、これは信用してもらって大丈夫です。さて、それならどうすれば良いかというと、熊さんが言う通り、お逃げなされば良いようです。意外に普通だ。

こんなデマがあるんだよーとご紹介してエイプリルフール気分が高まったきたところで表題ですが、これは拙作『メルクリウスの青い砂』で、エイプリルさんが経営しているレストランバーで流れるBGMのタイトルです。砂のサントラに収録されている曲のタイトルは割とテキトーに付けられてるものが多いんですが、これはエイプリルさんの出自から想像したタイトルで、つまりそこそこちゃんと考えられたタイトルです。

Studio F#で作る作品の世界設定は主に藤川の仕事ですが、キャラクター設定からシナリオまでは主にほづみさんの仕事で、ほづみさんの設定したところによれば、エイプリルさんはエウロ移民なんですね。で、ここから先は確か藤川が勝手に想像したことなんですが、彼の両親は多分、エウロに連れ戻されたかシノニア辺りに出稼ぎに行ってるかで、海外にいるんですよ。それを、彼は少年時代からずっと待ってる。苦労して病死したか何かで、何となくもう会えないような気もするけれど、それでもひょっとしたらという思いを抱いて、商業港のあるガイアポリスの、それも港に近いメインストリートのあの場所で、レストランを経営して待ってるんです。きっと。そういうイメージ。そんな訳で、ああいうタイトルになってる訳です。本当のところはどうなんでしょうねぇ(後でほづみさんに確かめたら、母親はガイアポリスにいたけど、もう亡くなってるそうです。父親は行方不明)。

さてさて、そろそろ一眠りして、明日は朝から愛機の復旧作業です。その合間に、今年は観客としてエイプリルフールを楽しもうかと思います。よろしくお願いいたします。敬具。