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藤川ラヂオ(仮)についてですが、先日、第9回の生放送中にもご案内しました通り、ちょっと思うところがありまして、放送形式を若干変更することにしました。しばらくの間(もしくは今後)、後日録画を公開する「本編」と、録画公開を前提とせずにざっくばらんにしゃべる「番外編」に分けてお届けしようかと思っております。
何故かといいますと、これも放送中に述べましたけども、要するに録画前提だと無駄に緊張しすぎる部分があるからです。つまり、録画として公式に残すとなると、ちょっと身構えてしまうんですね。そうなると次第に疲れてしまってアレなので、番外編をやることによってアレな方向に振れた針をセンターに戻してやろうと。まあそういう感じです。何を言ってるのかよくわからんという方は、実際に生放送に起こしいただければ何となくご理解いただけるかと思います(宣伝)。
こないだやってみた感触では、大体狙い通り、録画する方のテンションを維持するのに良さそうでした。問題は番外編のネタがそんなに持つのかですが、何とかなるだろう。多分。
コミュニティにご参加くださる方も段々と増えてきて、本当に嬉しい限りです。世界観紹介サイトも順調に更新できてるし。これから微妙に繁忙期に入りそうではありますが、引き続き頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
アホなタイトルを付けている場合じゃないんですが。昨日のニコ生は唐突にノイズが入ったりなどして、本当に失礼しました。藤川もびっくりです。音楽を作ってるとき、段々ヒートアップしてくると(テンションではなく機械が)、ああいう風に外部入力がビリビリ言い出すことが稀に良くあるんですけれども、そんなに負荷がかかったかなぁ。いつも通りにやってただけなんですけどね。ちゃんと原因を追及したいと思います。
World.f-sp.netの方も舞台の方はちょっとサボってしまっててすみません。あっちは藤川の担当でして、つまり私がサボってる訳なんですが、ちょっと先週はバタバタしてましたもので。この辺でぱぱっと更新してしまいたいと思います。ニコ生のバックナンバーも、ノイズが入っててアレですが、一応作るようにしますので、よろしくお願いします。
最近は気分転換でもないんですが、ちょっと別のゲームを組んだりなどしております。ずっとシュガードロップでああいう変わったことをしてたからなのか、立ち絵が出てくると逆に新鮮。
セミは何故鳴くのか。無論メスを呼ぶためだ。周知の通り鳴くセミはすべてオスである。
彼らは鳴き声で自らの何をアピールしているのだろうかと考えてみる。最も重要なのは位置情報だ。俺はここにいる。だからここへ来い。自分一匹ならそれで良いだろう。だが実際には似たような姿で同じような音を発するライバルが周囲にいくらもいる。自分の子孫を残すためには他の連中よりも目立たねばならぬ。それでオスのセミたちはますます声を張り上げる。鳴くために生まれてきた彼らの体は場合によっては半分近くが空洞だ。他の器官に少しくらい窮屈な思いをさせてでも、そこで音を共鳴させ、増幅させている。それくらいセミにとって鳴くという行為は自らの繁栄に直結している。
メスから見た場合、選択の基準となるのは何だろうか。音量だろうか。音色だろうか。それとも節回しやリズム感など、より高度な価値判断ができるのだろうか。それともそれら全てを総合的に判断しているのだろうか。音楽的価値を理解しているかどうかはともかく、種類によって特徴的な鳴き声パターンは、少なくとも自分の同胞を見付けるには有用であるに違いない。
鳴き声の質にせよ大きさにせよ、セミが人間のようにその手に楽器を持てない以上、彼らの発する音は彼らの体の状態を表示するインジケータとして働くだろう。セミの声は一種の発振器によって生み出され、腹の共鳴器をアンプとして出力する。いうなれば簡易的なシンセサイザだ。音質にはオシレータの状態が重要なファクタであるし、音の大きさにはアンプの出力ゲイン、ここでは腹腔の大きさに依存する。ということは、大きく良い音色を出すセミは、相対的に栄養状態や健康状態が良いということになる。なるほど、これならメスによる判断基準となるかもしれない。我々が音を聞いて楽器を選ぶように、彼女らはそれで配偶者を見付ける。
では、セミは次第にその体を大きく有利なものにしていくのだろうか。可能性としてはゼロではないだろう。だが優秀なオスの子がいたとして、それが成虫にまで生き残る確率は平均的な幼虫より若干高いくらいだろうから、もしそうなるとしても相当な時間が必要になる。その相当な期間を種族として生き抜くために、セミは優秀なのも平凡なのも入り交じって、命を賭けて鳴くのだろう。
自然界に無駄や不合理は何一つない。しかしそれでも、種族の栄光のために真に必要とされるのは、大きく美しい音を発声できる一握りのセミたちだけなのだ。
1.0.1以降にご報告いただいた不具合を修正するパッチ、バージョン1.0.2をリリースしました。シュガードロップのサポートサイトよりダウンロードしてください。こちらのパッチには1.0.1の修正内容も含みますので、ディスクからインストールしたての方もこちらのパッチのみで大丈夫です。
今回の修正内容は次の通りです:
- M-78のミニADVの後、一時的にシーンスキップができなくなる問題を修正
- いくつか誤字脱字を訂正
何だかポロポロポロポロと誤字があって本当にすみません。あれだけ読み直してるのに何故ここまで残ってるのかが不思議でなりません。シナリオファイル(素のテキスト)の状態のときから何度も読み返しつつ、誤字や脱字も都度直しつつ作ってるのに、それでもまだあるんだもんなぁ。仕事で校正をしてる人は本当にすごいといつも思います。
というような訳で、何かの際にインストールしていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。